ヨーロッパの首脳らがウクライナの安全保障などを話し合う会議がイギリスで開かれた。会議は約2時間にわたって行われ、ヨーロッパなど15か国の首脳らの他、ゼレンスキー大統領も出席した。スターマー首相はウクライナへの軍事支援やロシアへの経済制裁の強化など和平を保障するための4段階の計画を発表。また、ヨーロッパの複数の国が参加する「有志連合」を結成し、「停戦計画」をウクライナとともに策定することで合意したと明らかにした。この計画には停戦実現後に平和維持部隊を派遣することも想定されている。また、ウクライナとの関係が悪化したアメリカについて、スターマー首相は「アメリカが信頼できない同盟国だとは思っていない」と強調したうえで、有志連合による停戦計画について「アメリカの協力を得ており今後も協議する」との考えを示した。