北アイルランドの農業を視察したイギリスのウィリアム皇太子夫妻。カメラに写らない場所には危険が及ばないか常に目を光らせる警護官がいる。王室メンバーは高い人気を誇る一方で反発する人々も少なくはない。1974年にはチャールズ国王の妹・アン王女を狙った誘拐未遂事件が発生。1994年、チャールズ国王の皇太子時代、訪問先のオーストラリアでスピーチの直前、群衆の中にいた男が6mの距離から発砲。空砲のため大事に至らず、男は取り押さえられた。2021年12月25日、エリザベス女王の居城ウィンザー城に武装した男が侵入。いつどこで危険に直面するか分からないロイヤルメンバー。そのためロンドン警視庁には王室関連の警護を担う専門部署があり、国王と直系家族には24時間体制で警護がついているという。
