新潟県三条市は世界に誇るものづくりの町。創業から100年以上続く町工場「マルト長谷川工作所」は、鋼を使ってペンチやニッパーなどを製造している。特にプラスチック用のニッパーの切れ味は世界に誇れるものという。アメリカメディアによると、きょうから新たなトランプ関税が発動される。日本の鉄鋼・アルミ製品には25%の関税が課される。日本政府は対象からの除外を求めたが、アメリカの姿勢は変わらなかった。トランプ関税のものづくり現場の影響について若林は「弊社でつくっている鉄鋼製品は関税の対象になる」などと話した。マルト長谷川工作所は1961年アメリカに輸出を開始した。職人が手作業で仕上げたニッパーは品質が高いため、25%の関税がかかって現地で高くなっても我々のものがいいとなるという。作業工具は年間150万個を販売し、半分以上が海外向けとのこと。