イスラエル首相府は、今日午前ハマスとの合意案の第一段階を閣議承認した。今後24時間以内にイスラエル軍は、ガザ地区からの部分的撤退を完了し停戦が発効する。ただ、政府の報道官は引き続きガザ地区の53%はイスラエル軍が掌握するとしている。一方、ハマス幹部も声明を発表し「戦闘を終結させる保証を米国などの仲介国から得た」と述べた。こうしたなか、アメリカ政府高官は、違反がないか監視するために米軍約200人をイスラエルに派遣し、カタールやエジプトの軍とともに活動すると明らかにした。ただ、米軍の兵士をガザ地区には入れないとしている。また、イスラエル軍の撤退から72時間以内に行われる人質の解放について、トランプ大統領は13日か14日になるとの見通しを示している。トランプ大統領は、エジプトでの合意署名式に出席し、イスラエルで国会演説を予定している。