ラクロス日本代表の鈴木。去年7月の国際大会では、日本史上初の銅メダルに。鈴木が所属するのは日本トップレベルのクラブチームだが、チーム専用グラウンドが存在せず、ゴールも自ら持参、自費でテーピング代を負担するなど、環境は劣悪。日本での競技人口は1.3万人。うち8割は大学生。鈴木は28歳で未だ現役。ラクロスは1チーム10人で試合時間は60分。クロスというスティックを使ってゴールを奪い合う。ゴール裏でのプレーや、相手を押し倒すことなどもルールで許される。鈴木は所属チームで週末の2日だけ練習。平日早朝は母校で2時間、指導に当たる。世界的企業で企画担当を務めるエリートサラリーマンでもあり、指導後は仕事もこなす。仕事が終わるとトレーニングなど自主練。そのトレーニング代も自費。それでもラクロスをする理由を聞かれると「究極の自己満足」と話す一方、五輪での活躍など競技人口拡大には意欲。
横浜市立荏田南小学校で小学生チームを指導するラクロス日本代表の鈴木。五輪の追加種目が発表される5日前、父の仏壇の前へ。9月に他界するまで、鈴木の試合を全て見てくれていたそう。迎えた今月16日、インドで行われたIOC総会。ここで28年ロス五輪での追加種目が決まる。候補はラクロスなど5種。挙手制による多数決で決まる。結果、ラクロスが追加種目に決定。鈴木は「ラクロスがメジャースポーツへの一歩を踏み出せた」と満足げ。その5日後、決定後初の試合で鈴木は躍動。
横浜市立荏田南小学校で小学生チームを指導するラクロス日本代表の鈴木。五輪の追加種目が発表される5日前、父の仏壇の前へ。9月に他界するまで、鈴木の試合を全て見てくれていたそう。迎えた今月16日、インドで行われたIOC総会。ここで28年ロス五輪での追加種目が決まる。候補はラクロスなど5種。挙手制による多数決で決まる。結果、ラクロスが追加種目に決定。鈴木は「ラクロスがメジャースポーツへの一歩を踏み出せた」と満足げ。その5日後、決定後初の試合で鈴木は躍動。