アメリカのトランプ大統領はイランへの攻撃で意外な狙いがあると明治大学の海野素央氏が指摘する。それはイラン産原油の中国への輸出コントロールだ。実はイラン産原油のおよそ9割は中国に輸出されている。一方、アメリカの軍事技術に詳しい田村耕太郎氏によるとトランプ氏は中国、ロシア、北朝鮮に対しアメリカの圧倒的な力を見せつけたいと指摘している。今回アメリカはある新兵器を投入し攻撃力を高めた。それがAIが搭載されているという自爆型のドローン「LUCAS」。去年の年末アメリカのヘグセス国防長官は「アメリカの軍事の未来はAIが担っている」と述べた。今回の攻撃で大きな話題になっているのが生成AIのClaude。ChatGPTのような対話型のAIで情報の分析や標的の提案などに使われたという。去年10月、アメリカの企業が発表した新型戦闘機はAIパイロットが操縦し自律的に任務を遂行できる。実はClaudeを開発した企業「アンソロピック社」は、アメリカ国防総省が求めたAIの軍事利用拡大を拒否。これに対しトランプ氏は、二度と取引するつもりはないと怒りをあらわにしていた。AIの軍事利用。今、人類は大きな分岐点に立っているのかもしれない。
