食欲の秋が強くなる昨今、米を美味しく仕上げるのに使われる土鍋が作れないと話題になっている。国内でのシェア8割ほどを占める三重の「萬古焼」の土鍋も生産ができないという。背景には製造に使われるペタライトが取れる鉱山がジンバブエにあるのだが、中国企業が買収し、ペタライト内のリチウムを求めてのものだという。この状況に政府も動きを見せており、一見知事は輸入ができるように国に働きかけを要求しているという。また、ペタライトに頼らない製品の開発ができないかも画策されており、代用としてシリカが使われたものなども製作されているという。