三菱自動車は、中国南部で2012年から、現地メーカーとの合弁で主にガソリン車を生産してきた。しかし、中国でEV(電気自動車)へのシフトが進み、2022年度販売台数はピーク時の5分の1になった。このため、三菱自動車は中国での生産・販売などからの完全撤退を、今日開かれる取締役会で正式に決定するという。関係者は「現地EVメーカーのコスト競争力には勝てず、ギブアップするしかない」と話している。世界最大の中国市場で、他の日本の自動車メーカーもEV化の出遅れから苦戦が続くという。
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