三菱自動車は中国南部で2012年から現地メーカーとの合弁で主にガソリン車を生産していた。しかし、中国でのEVへのシフトが進み、22年度販売台数はピーク時の5分の1に落ち込んだ。そのため、中国での生産・販売など完全撤退を今日開かれる取締役会で正式に決定する。関係者は「現地のEVメーカーのコスト競争力には勝てず、ギブアップするしかない」と話している。世界最大の中国市場を巡っては他の日本メーカーもEV化出遅れから苦戦が続いている。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.