中国のリゾート地ついて葛西友久が解説。地元政府が天下一のビーチと謳う周辺では、体力の住宅やホテルが整備されているが、夜になると1棟につき3箇所程しか明かりがついていない。海が見える最上階の50平米の物件は家具付きになっており、当初630万円で販売されていたが、現在180万円で販売されていた。この地区の物件は投資目的で購入されたケースが多く、90%以上のオーナーがいるが一度も住んだことがない部屋が多い。
住民はほとんどが高齢者で、乳山市の60歳以上の高齢者比率は2021年時点で35.2%と全国平均を大きく上回っている。そうした中、格安物件に目をつけ若者たちが移住する動きが出ている。賃貸でも1ヶ月1万円から部屋を借りることができる為、都市での競争社会に嫌気がさした若者たちが移住し、貯金を切り崩して生活しており、寝そべり族と言われている。去年9月に上海から移住した33歳の李さんは月に20万円以上の収入があったが、現在はリモートワークで月収12万円程度で暮らしているという。今年は不動産不況や消費の低迷が表面化している。これを払拭する為、中国当局は「中国経済は明るいと唱えよう」と打ち出している。
住民はほとんどが高齢者で、乳山市の60歳以上の高齢者比率は2021年時点で35.2%と全国平均を大きく上回っている。そうした中、格安物件に目をつけ若者たちが移住する動きが出ている。賃貸でも1ヶ月1万円から部屋を借りることができる為、都市での競争社会に嫌気がさした若者たちが移住し、貯金を切り崩して生活しており、寝そべり族と言われている。去年9月に上海から移住した33歳の李さんは月に20万円以上の収入があったが、現在はリモートワークで月収12万円程度で暮らしているという。今年は不動産不況や消費の低迷が表面化している。これを払拭する為、中国当局は「中国経済は明るいと唱えよう」と打ち出している。