東京・世田谷区ではためる・しみこませる豪雨対策を進めている。上用賀公園に埋まっている貯留槽は、ためるとしみこませるを同時に実現させる。水が一定量貯まると周囲の土に少しずつ水を出してしみこませる。さらに、雨水の入り口のますと排水管の小さな穴に、公園の敷地に降った雨水が下水道管へ流れ込むのを大幅に減らせる。さらに、周囲よりもくぼんだ雨庭には、下に砕いた石の層があり、水をためてしみこませるようになっている。世田谷区ではこうした整備は民間の施設でも進んでいる。さらに、ワークショップを開いて個人の住宅にも普及させようとしている。ワークショップをきっかけに自宅に雨庭を設置した河村さん夫妻は、道路からの浸水をコンクリートの壁で防ぎ、入口付近を平らにして花壇とタイルを雨庭にした。河村さん宅は2025年9月11日に1時間に92ミリの雨量を観測したが浸水被害はなかった。下水道への雨水を大幅に削減できた。
住所: 東京都世田谷区上用賀4-32-32
