TVでた蔵トップ>> キーワード

「世界ポスター展」 のテレビ露出情報

世代を問わず人気になっているのが、アドミュージアム東京だ。江戸時代から現代の広告約33万点が無料で楽しめる。広告のルーツと言われる番傘は、江戸時代、越後屋呉服店などが無料で貸し出していた。当時、傘は高級品で、傘をさす庶民の喜びを活用した宣伝方法だった。雨の日の貸し傘サービスは、現在も日本橋三越本店で受け継がれている。江戸時代に多かった広告は、店の看板だ。施設では、実物が展示されていて、店の商品を組み込んだすごろくなどもある。明治時代には、新聞が登場する。「広告」という言葉が生まれたのもこの時代で、新聞広告が始まった。福沢諭吉が新聞広告を出す際の指南書を掲載し、新聞広告を広めていった。明治時代には、ポスターも誕生した。森永製菓は、明治後半に、いち早くオリジナルポスターを制作した。大正時代には、サントリーの前身である寿屋のワインのポスターが、当時ドイツで行われていた世界ポスター展で1位となった。ワインの色にこだわり、半年の時間をかけたという。タブーとされていた女性のヌード写真に、あえて挑戦したことで、大きな話題になった。明治後期〜昭和のポスターを一度に楽しめるコーナーもある。フォトスポットとしても人気だ。丸見屋商店のポスターは、色鮮やかで、レトロなデザインが人気だ。昭和初期の広告は、色彩も鮮やかになっているが、太平洋戦争により、政府寄りの主張などが強いものになった。戦後、テレビCMが始まり、広告は発展した。日本を代表するデザイナー・亀倉雄策が手掛けたオリンピックのポスターは、初めて写真が使われ、30万枚以上が発行された。牧口館長は、未来の広告について、触れたり、匂いがしたりするネット広告が登場する時代もすぐ来るのではないかなどとした。施設は、入館無料だ。詳細は、公式ホームページまで。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.