JICA元ニカラグア事務所長の高砂大氏が、2021年からニカラグアで始めたマナグア湖の持続的活用のための保全について紹介する。ニカラグアは中米に位置する人口約700万人の国。かつては非常に汚かったというマナグア湖。高砂氏らはマナグア湖を生活に活用するために保全することは価値があると感じ、琵琶湖の環境保全の歴史や取り組みを学ぶことから始めた。環境学習船「うみのこ」は滋賀県の小学5年生全員が体験する「琵琶湖に浮かぶ学校」。高砂氏らはBIWAKOタスクフォースを立ち上げ、滋賀県とILECにお願いして琵琶湖の環境保全などの取り組みについて学んだ。そして、マナグア湖の現状調査や湖畔のビーチクリーンなどできることから実行に移していった。
活動を重ねながらニカラグア版「UMINOKO」の実施に取り組んだ。第1回のニカラグア版UMINOKOは2021年に行われ、2024年の第4回までで計18回の航海、約1000人以上の児童が参加した。第4回では彦根東高校が作成した紙芝居を使った環境教育が行われた。また、イラストレーターである蓑輪章子フローレンスさんを巻き込んでワークショップ、マスコット作成などを実施。活動はまだまだ広がりを見せていくと期待されている。
活動を重ねながらニカラグア版「UMINOKO」の実施に取り組んだ。第1回のニカラグア版UMINOKOは2021年に行われ、2024年の第4回までで計18回の航海、約1000人以上の児童が参加した。第4回では彦根東高校が作成した紙芝居を使った環境教育が行われた。また、イラストレーターである蓑輪章子フローレンスさんを巻き込んでワークショップ、マスコット作成などを実施。活動はまだまだ広がりを見せていくと期待されている。