唐鎌さんの経済視点は「企業のドイツ離れ」で、「ドイツへの対内直接投資ペースがかなり減っているニュースがあり、足元ではGDP比で4%の直接投資の純流出があるというデータがある。2007年以来の流出幅。エネルギーコストが高くなっていて、脱原発に象徴されるような路線もドイツの政治が修正する気配がないですから、ドイツは避けようかなという企業が増えていることは理解できる」と話した。村松さんの経済視点は「政治」で、「11月は政治的に重要。今週も米中首脳会談が開催される。バイデン政権の支持率は今下がっていて、中国も経済ごたごたしているということで何の成果もなければ見送ったほうがよくて、会談が開催されること事態が、事務方で色んなことが詰められていて、国際紛争や安全保障、貿易面で何らかの進展が出てくる可能性があると思う。マーケットにとってポジティブなサプライズになるかもしれない」と話した。