明日から中華圏の旧正月「春節」の大型連休が開始。今回の日本旅行の予算を聞いてみると香港から来た30代の観光客は食事代だけで30万などと話している。中国人ファミリーに一番のお目当てを聞いてみると日本産の超高級ウニで一口頬張るだけで美味しいという。他にも刺し身3種盛りとご飯を注文し、気になるお会計は3人で2万6050円だった。豊洲で初めての春節を迎える「銀座 鮨 たじま 千客万来豊洲店」では「どんとこいみたいなイメージ」と話している。去年の春節には中国で龍角散ダイレクトが神薬として紹介され、その影響で品切れが起きていた。1年前にはのど飴の供給が追いつかず今年も中国人による龍角散の爆買いを警戒。他にも風邪薬の爆買いも警戒し、中国語でお一人様一個と書いている。「カンデオホテルズ東京六本木」では去年の8月に団体の訪日旅行が解禁され初めての春節だった。カンデオホテルズの岡さんは「コロナ前のような春節だから中国の方々が来るという事では無くなってきている。 価格が見合わなければお断りする」などと話している。国内の宿泊費高騰などを背景に全国的にも宿泊施設側がコロナ禍前より強気になっていると分析。2019年までは中国人頼みの宿泊施設が多くあったが今は他の外国人観光客で既に多くの施設が潤っている。大量の部屋を一度に予約する事が難しくなり中国一強の時代は終わっているなどと話している。専門家は「春節の団体旅行を断る施設も実際にでてきている」と話している。