センバツ高校野球。佐野日大のキャプテン中村。今年で80歳になる祖父の教えを胸に大舞台に立った。その祖父とはPL学園の元監督の中村順司さん。桑田さん・清原さんのKKコンビなどを育て上げ、春夏の甲子園で6回優勝。幼い頃から祖父の指導を受けてきた孫は栃木の高校で中心選手に成長。今でも動画のやり取りを通じてバッティングの技術を教わっている。重心の位置やタイミングの取り方など細かいやり取りを毎週のように続けてきた。きのうの初戦、中村は最初の打席で初ヒット。三重に2点リードされて迎えた終盤の9回。2アウトと追い込まれて打席が回る。粘り強さを発揮しヒットで塁に出た。敗れたが、かつて祖父が勇姿を見せた舞台に再び戻ってくることを誓った。試合を観戦していた中村順司さんは「よく頑張った。すごく成長したと思います。この悔しさを高校最後の夏に活かしてほしい」と話している。
