日本時間のきのうからけさにかけて行われたパリパラリンピック6日目、日本は金を3つ、そして銀と銅それぞれ1つずつ獲得した。首都圏出身の選手も活躍した。まず金メダルを獲得したバドミントン女子シングルスの里見紗李奈選手は千葉県の八街市の出身。そして同じく金メダルを獲得した車いすラグビーの中町、小川、羽賀といった選手もそれぞれ埼玉、東京、千葉出身だ。首都圏出身の3人が代表にいる車いすラグビー日本代表は世界ランキング3位、パラリンピックの決勝には初めて進んだ。日本の持ち味は攻撃力。小川もトライを決めチームをもり立てた。一時はリードを許したが、48-41でアメリカに逆転に成功した日本。6回目の出場で悲願の金メダル獲得。この快挙に車いすラグビーの普及を進める日本車いすラグビー連盟普及部の峰島靖部長は「たくさんの人に日本の車いすラグビーが金メダルを取ったことを知ってもらえる機会」などと話していた。一方、バドミントン女子シングルスの里見選手は千葉県八街市出身。互いに1ゲームずつ取って最終の第3ゲーム、中盤に逆転し、粘り強いラリーで相手を引き離し、2大会連続の金メダルを獲得した。里見選手は先ほど現地パリで金メダルを獲得した今の気持ちについて「ほっとしている」などと話していた。日本が大会6日目までに獲得したメダルは金5つ、銀6つ、銅7つの合わせて18個となっている。そしてメダルを獲得した首都圏出身の選手は延べ10人ということでバドミントン金メダルの里見選手は女子ダブルスでも銀メダルを獲得している。