今夜、東京・中央区のつきじ治作では、席から見渡せる庭園の池には約150匹の錦鯉が。錦鯉は近年海外からも注目が寄せられていて、福岡・久留米市で行われた錦鯉オークションには、多くの外国人バイヤーの姿があった。金色の錦鯉は130万円の値段で取引されていた。錦鯉の輸出額は約63億円。約2割が中国への輸出。宮下農水相は、中国への輸出が停止していると認識していますと話すように、中国への輸出が事実上停止している。中国への輸出には中国側が許可するライセンスが必要だが、その申請や更新を約2年前から許可しなくなったことでライセンスが失効し、事実上できなくなったという。中国・北京の錦鯉販売業を訪ねると、日本に錦鯉は体型・色・質・模様がいいと話し、日本の錦鯉は大きく育ててから販売するので暫くの間は影響はないと話していた。中国の報道官は「中国側は日本の錦鯉の輸入 一時停止に関する発表をしていない」と停止について明言しなかった。全日本錦鯉振興会の伊佐光徳新潟地区長は、とにかく止まっている原因が知りたい、などと訴えていた。