「ダイナミックプライシング」(変動価格制)とは、商品やサービスの需要に応じて価格を変動させる仕組みのことで、ホテルの宿泊費、航空券などの価格設定において混雑時に割高にして閑散期に割安にするという運用がとられている。今月からはJR九州で「九州ネット早特7」が導入され、九州新幹線の博多〜熊本を対象に、乗車日の7日前までのインターネット予約で割引きの切符を購入できるようになった。JR九州・広報担当者は「利用の少ない列車の価格を安く設定したことにより、利用の多い列車の混雑を減らすことが可能になる。それにより快適な旅行を提供できると考えている」としている。