写真を撮るときにピースサインをするのはなぜかという記事を紹介。大阪市立中央図書館で調べたところ、白黒写真の時代はピースサインではなく直立で笑顔もないものが多かった。文化人類学者・野村雅一さんの連載記事によると、ピースサインは第二次世界大戦中にVサインとして欧州で広まったもの。ビクトリーを意味し連合国側の連帯の印として広まった。1960年代になるとベトナム戦争に対する反戦運動の中で、平和を願う「ピースサイン」としても使われるようになったという。日本で広めたのは俳優の井上順さんだと言われており、井上さんが50年ほど前アメリカにカメラの広告のロケに出かけた際、合う人合う人がピースと言うため広告写真撮影でアドリブでピースサインを入れたという。