京都市考古資料館には海外製の陶磁器が展示されていて、平安時代の遺跡から発掘された。有力貴族、皇族は唐物を手に入れるため、民間交易を行っていた。藤原道長は太宰府、商人たちとの交易を管理する立場にあり、唐物を献上されたと考えられるという。紫式部日記を紐解くと、一条天皇のために豪華本を製作したといい、色とりどりの紙を使ったという。文様を刷って装飾が施された唐紙もあったといい、夜の灯りのもとでは雲母の輝きが唐紙の美しさを際立たせる。
住所: 京都府京都市上京区今出川通大宮東入元伊佐町265-1
URL: http://www.kyoto-arc.or.jp/museum/
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