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「介護タクシー」 のテレビ露出情報

河瀬豊さん(53)・愛美さん(47)夫婦は静岡県熱海市で介護タクシー「伊豆おはな」を営んでいる。仕事の9割は病院への送迎。この日は脳梗塞の後遺症で左半身が麻痺している武内トシ子さん(85)を送迎した。熱海市は65歳以上の高齢者が人口の約5割を占め、急な坂や階段が多く、1人で外出できない高齢者が多くいるという。静岡県に隣接する神奈川県にも利用者がいる。真鶴町に住む磯崎光男さん(75)は透析のため週3日熱海市の病院へ通っている。夫婦はネットの掲示板で出会い、海とイルカが好きという共通点から交際が始まり、新婚旅行は大好きなハワイだった。結婚してから5年後に熱海に移住して介護タクシーを始めた。土日は休みだが、取材した前の週は法事の客がいて引き受けた。伊豆おはなは「患者等搬送事業者」いわゆる民間救急の認定を受けている。2年に1度、消防本部で定期講習を受ける。豊さんは小学4年のときに全身70%のやけどで生死をさまよった。その時に支えてくれた人への恩送りの思いがあるという。
熱海市伊豆山に住む石川光衛さん(90)は馴染みの利用者。自宅の前には50段の階段がある。2022年5月に夫婦揃って半年ぶりに外出し、熱海市のレストランで開かれた3年ぶりの家族会に参加した。日頃のお礼に家族が河瀬夫婦にもごちそうした。伊豆山地区では2021年7月に土石流災害が発生して28人が死亡した。河瀬夫婦も所有していた介護タクシーが土砂に押し流されてしまったが、車椅子を持って住民の家を訪れて、12人の命を救った。河瀬夫婦は自宅のガレージを無料で提供し、移動カフェを営む佐竹純一さん(40)が被災した住民の居場所をつくるための無料カフェを開いた。災害直後から地元の青果店が週に一度の野菜の移動販売を始めた。河瀬夫婦は住民の買い物も手伝っている。河瀬さんは普段からの関係づくりが大事だと痛感したと語った。災害が起きてから河瀬夫婦は大雨の予報が出ると、万一に備えて事務所に泊まり込むようになった。この日は近所の高齢女性が携帯の充電ができず娘と連絡が取れなくなってしまったと言って訪ねてきた。2023年7月、河瀬夫婦は石川さんの自宅を訪ねた。光衛さんは家族と食事に言った7カ月後に91歳で亡くなっったという。家族は河瀬さんへの感謝を語った。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年9月23日放送 5:20 - 5:50 テレビ朝日
日本のチカラ(オープニング)
河瀬豊さん(53)・愛美さん(47)夫婦は静岡県熱海市で介護タクシーを営んでいる。介護タクシーは自力で外出するのが困難な人の乗車を介助し、病院や買い物に連れていくサービス。会社名は「伊豆おはな」。「おはな」はハワイ語で「家族」を意味し、家族のように接したいとも思いが込められている。今回は住民に寄り添う夫婦の物語。

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