JR東日本によると、きょう午前11時20分ごろ下り線で回送列車が走行できなくなった。東京と仙台の間の上下線で運転見合わせに。仙台駅の窓口には長蛇の列、待っている人達の数をしめす画面には376の表示。走行できなくなった回送列車は、山形新幹線最新型「E8系」。去年3月営業運転を開始した。回送列車は那須塩原駅の手前3キロ程で停車、JR東日本はこの列車を移動させるため後ろを走っていたはやぶさを連結し、押して移動させる計画を立てた。しかし、はやぶさには乗客682人が乗っていた。このため、まず並行して走る上り線の新幹線を横付けし、渡り板を渡して乗客を移動させた。その後回送列車は自力走行できるようになり、那須塩原駅まで移動。午後5時に東京と仙台の間の上下線で運転を再開した。東北新幹線では車両のトラブルが相次いでいる、去年9月には宮城県内を走行中の「はやぶさ」と「こまち」の連結部分が外れ緊急停車。それから半年後、別の 「はやぶさ」と「こまち」の連結部分が外れ再び停車。こうした中で起きた、今回のトラブル。JR東日本は、”列車の遅れが生じ、ご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわびします”とし、原因を調査の上、対策を検討し安全・安定輸送の提供に努めるとコメントした。
住所: 宮城県仙台市青葉区中央1
URL: http://www.jrstamp.com/
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