阿部新監督の打撃改革の核となるのがスイングの軌道。目指すのはサイクロイド曲線。直線上で円を転がしたときにその円周上の1点の軌道を繋げることでできる曲線。番組スタッフが作った模型を使って阿部がサイクロイド曲線を説明してくれた。サイクロイド曲線は遠回りになるが、その分加速するため、目的地への到達時間は速くなる。スイング軌道をサイクロイド曲線にすることでボールへのインパクトを最速にする。昨シーズンの秋広優人はキャリアハイの成績だったが、左投手とインコースに弱かった。2月23日に出場した阪神とのオープン戦の投手は巨人キラーの左投手・伊藤将司だったが、そのインコースを見事に打ち返した。新たなスイングの軌道に手応えを感じていた。