日本集中治療医学会など4つの専門部会は「延命治療」のあり方を示したガイドラインについて先月改訂案を公表した。委員長の帝京大学 伊藤香准教授は、今回の改訂は「終末期」を定義せず、生命維持治療の判断が必要な患者の想定を広くし、患者の意思を尊重するため医療チームとの意思決定の手順を具体的に示したなどとしている。4つの学会は来月下旬以降にもガイドライン案を正式決定することにしている。一方改訂案について難病患者や障害がある当事者や支援団体が会見を開き懸念を表明した。筋ジストロフィー患者の山口和俊さんは、法律や負担を理由に命が簡単に切り捨てられることのない社会を、と介助者を通じて訴えた。
