福島第一原発の廃炉にかかる期間は最長40年。除染土などは2045年までに県外で最終処分することが決まっている。去年から処理水の放出が始まった。燃料デブリ取り出しの延期など、当初の計画どおりに進んでいない。相馬市の漁師は原発事故で4年近く漁を自粛し、再開後も風評被害に悩まされた。処理水の海洋放出を受け、中国は日本産の水産物を輸入停止。福島の海産物価格への影響はみられていない。汚染水の処理ではトラブルが相次いでいる。除染土の最終処分への道筋も見えていない。
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