ムンバイはインド最大の金融都市で、常に建設ラッシュが続いている。世界の名だたる企業が集結する金融街「BKC」で住友不動産が動き出した。日本がインドに輸出する新幹線は5年後の開通を目指し、アーメダバードとムンバイの間で工事が本格化している。さらにBKCには来年、メトロも開通する予定だ。BKCのオフィス賃料は今後さらなる上昇が見込まれている。そうした中、住友不動産はインドへの5000億円もの巨額投資を決定、初進出を果たした。約380億円を投じ3800坪の土地を所得、すでに工事が始まっていた。住友不動産のインド初進出で多くの日本企業が受注する見込みだ。住友不動産は去年、BKC内に2軒目の土地を取得、2000億円近くを投じ2棟のオフィスビルを運営する。さらに先月、2万4000坪の土地を取得し超高層ビルを建設することになった。