4秒差のトップでたすきを受けた4区 青山学院大学の佐藤一世は、スタートからいきなりのハイペースで駒澤を引き離していく。いきなりのハイペースに美穂さんは、でも大丈夫かこんなに突っ込んで、4区って結構きついと心配をしていた。しかし佐藤にとってハイペースは戦略通りだったという。約9キロ地点で41秒差に広げた。沿道で美穂さんが一世というコールをしていた。原監督は、2日間点滴で寝込んでいた、それが12月の12、13ですからこれはやばいなと思ったけどそこから約20日で仕上げてきたと話していた。監督の言葉を背に最後の力を振り絞る。佐藤は区間賞の走りで2位駒澤との差を1分26秒に広げた。佐藤一世はレース後、体調崩して本当に不安だったけど、本当に色んな人に支えられてスタートラインに立てたと思って、立ったからには絶対に走りで恩返ししないと思ったのでそれができて良かったと話していた。原監督が思った優勝確率は90%に急上昇。