2区では駒澤大学・鈴木芽吹がトップを走る。ここで脅威の走りを見せたのが青学・黒田朝日。7位に浮上し先頭へ。さらに5位に浮上し、4位に浮上。原晋は、12月に主力選手の半数以上がインフルエンザ、体調不良を起こした、それと駒澤大学の一強、準優勝でいいよという声をかけさせていただいたと振り返っていた。宇田川瞬矢は、監督がそう思ってしまうレベルなのかと悔しい思いがあった、そこで気が引き締まった等と話していた。チーム一丸となり目指す2年ぶりの頂点。沿道には、原監督の妻の美穂さんが駆け付けた。黒田の走りを見届けた美穂さんは、余裕はあるように見えたと話していた。予想通り青学黒田はペースアップし、7人抜きで2位に浮上。トップを走る駒澤大学・鈴木芽吹との差を詰めていく。黒田を花の2区に抜擢した理由を原監督は、出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝 距離が違う中でマネジメント能力が非常に長けた選手だった、などと話した。駒澤大学3区の佐藤圭汰は、1万メートルのタイムが全出場選手トップ。青山学院大学の3区は、太田蒼生。駒澤大学は佐藤に託す。青学・黒田が太田へ2位で襷を繋いだ。トップとの差を22秒に縮める快走で区間賞。鈴木芽吹は、タイム差を詰められ涙を流していた。原監督に聴いた優勝確率は2区終了時点で25%と上昇。