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「佐野常民」 のテレビ露出情報

1873年にウィーン万博が開催され、明治政府は初めて万博に参加。日本らしさを感じるものが展示され、殊に和風の庭園はロンドンに移築されるほど好評だったという。万博の総監督を務めたセンボルン氏からは「西洋の模倣に西洋人は振り向きもしない」などと言われ、明治政府の官僚で日本赤十字社の創始者でもある佐野常民は日本の美術工芸品に着目。使節団を率い、欧米各国を歴訪していた岩倉具視は各国の国家儀礼について情報を蒐集した。ロシアでは皇帝の戴冠式の際、かつての都だったモスクワで行っていたといい、岩倉は京都を特別な場所に位置づけようとした。
岩倉具視は倒幕派から狙われていた際、京都の人々に助けられたことがあった。東京に移住しても京都を再訪し、地元民を集めて宴会を開催した。また、明治維新によって衰退していく京都の現状を目の当たりにし、心を痛めたという。亡くなる前、岩倉は伝統文化の保存で日本が一等国であることを示し、多くの人を集めることで京都を復興させるという青写真を描いた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年3月13日放送 22:00 - 22:45 NHK総合
歴史探偵(歴史探偵)
高木博志氏は「近代国家には軍隊や議会、教育など普遍的な要素も必要だが、それぞれの国の歴史や伝統、神話も持っていなければならない」と話す。幕末から明治にかけて、貴重な文化財が二束三文で海外に売られたが、人々は「美術的価値がある」のだと気づき、明治10年代には伝統保存の機運が高まったことで、伝統美術を大切にしようという考えが生まれた。

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