アメリカ・トランプ大統領が発表した停戦合意をめぐり、イスラエルとイランは「相手が停戦合意に違反した」と互いに批難し、戦闘停止を継続できるかが焦点だ。24日、トランプ大統領は「停戦合意後も攻撃し合っている」とし、双方に強い不満を示していた。イスラエル首相府は、「停戦が始まった後にイランからミサイル攻撃があった」とし、テヘラン近郊のレーダー施設を破壊したという。その後、トランプ大統領とイスラエル・ネタニヤフ首相が会談し、イスラエルは追加攻撃を控えた。またイラン側もイスラエルが違反しない限り、停戦合意を守る意向を示している。停戦合意を受け、エルサレムの公園には子どもたちが戻ってきた。24日、イラン保健省の報道官はこれまでに610人が死亡したと発表。24日時点でのイスラエル側の死者は28人となっていて、停戦合意の予定通り、現地時間25日の朝に戦闘集結できるかが焦点だ。