気象予報士の小林さんに話を伺う。この先1日の気温差が10℃位となる日が多くなるという。木曜日は最高気温が34℃で猛暑日一歩手前に暑さになりそうで熱中症にも注意が必要。その一方で最低気温が25℃を下回る日が続く。真夏と違い1日中半袖で過ごすのは難しい時期になってきたとのこと。小林さんは「夏と秋の空気がせめぎ合ってる状況」と話した。寒暖差によって体調不良を起こす人がいる。これを「寒暖差疲労」という。寒暖差疲労に詳しい久手堅医師によると、人の体は自律神経が体温を保とうとするが寒暖差大で自律神経が乱れるという。気温差7℃以上は注意が必要。小林さんは「真夏の気温差10℃は服装は変わらない。でも秋になると1日の気温差が7℃以上あると、さすがに1日の中で服装が変わってくる。その辺で体調を崩しやすくなるかなと思う」と述べた。寒暖差疲労の主な症状は倦怠感、冷え、頭痛、めまい、首・肩こり・鼻水など。風邪の場合は38℃超の高熱、鼻水が黄色いなど。寒暖差疲労の場合は透明の鼻水が出る。倦怠感など不調が続き、薬飲んでも治らない場合は寒暖差疲労の可能性があるとのこと。寒暖差疲労の対処法は規則正しい生活。午前中に20~30分日光を浴びるのが効果的だそう。また38~40℃のお湯に10~15分ほどつかる入浴。耳たぶストレッチが良い。耳たぶの上あたりを横にひっぱったり、耳を上下に動かすことで、首や肩のこりがほぐれ、血流が良くなり自律神経を整える効果が期待できる。