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「全国中学校卓球大会」 のテレビ露出情報

卓球女子シングルス準々決勝でラケットを持つ左手にケガを負った早田ひな選手。万全の状態ではない中で迎えた3位決定戦。相手は韓国のシン・ユビン選手。ミスが続き序盤はリードを許す形となる。痛みに耐えながら挑む初の五輪。そこには早田選手の強い決意があった。4歳から卓球を始め、中学時代には全国大会2年連続の優勝、ワールドツアーでは当時最年少の13歳で決勝に進出するなど、早くも五輪への期待が寄せられていた早田選手。その才能に魅了されたのが中学生の頃から早田選手を指導してきた石田大輔コーチ。「中学時代の試合を仕事で見に行った時に世界で戦える選手かもしれないと本当に感動した。コーチをって話が出た時には思い切って退職を決意」と明かした。自身も元卓球選手。引退後はスポーツ関係の会社で働いていた。海外遠征を行う早田選手のために仕事を辞め専属コーチに。卓球の指導だけでなく、栄養を考えた手作り料理でサポート。寮の食事に加え、石田コーチが作るメニューを食べることで肉体を強化してきた。しかし前回の東京五輪ではメンバーから落選し、ダブルスの練習相手をするなど、サポートメンバーとして選手たちを支えた。あれから3年、石田コーチと共に掴んだメダルへの挑戦権。ラケットを握る左手の痛みに耐えながら壮絶なラリーを見せる。ついに銅メダルを獲得した。試合を終えて駆け寄ったのは石田コーチのもと。石田コーチは「本当に奇跡ですね。神様いたなって…」と話し、早田選手は「金メダルをとるより嬉しい銅メダル。みなさんに少しでも恩返しできたかな」と話した。

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