ANAとJALがカスハラに対する共通の方針を策定したことを発表した。両社はカスハラ行為を9つに分類。暴言などに加え、過剰な要求更に業務スペースへの立ち入り盗撮なども該当するとして厳正に対処する方針。取材した大手航空会社の元客室乗務員は電話番号をしつこく聞く客やシートベルトを着けようとしない客にも苦しめられたと証言。更に機内の温度調整がうまくいかず暴言を受けた。機内食の配膳準備などを行うギャレーと呼ばれる場所に居座り、見ていたいという客も。カスハラ行為についてANAとJALは今日の会見の中で増加傾向にあるとも言及。両社は共同で方針を策定することで航空業界全体で、カスハラへの対策を進めていきたい考え。