きょうは各地で真夏の暑さとなった。梅雨明け前の関東を始め35℃以上の猛暑日地点が続出。酷暑の中、週末の観光地鎌倉を襲ったのは大規模な断水。東京豊洲ナイトマラソンが開催された。東京都心の最高気温は33.8℃と今月11日目の「真夏日」となった。ランナーに好評だったのは「かぶり水」。今年から新たに始めた熱中症対策。氷水に浸したスポンジも用意した。鎌倉市では断水の影響で多くの店で影響が出た。「鳩サブレー」で有名な豊島屋も断水の影響で一部店舗の営業を見合わせた。一時、鶴岡八幡宮を含む広いエリアの約1万戸が断水。神奈川県によると水漏れを起こした水道管は61年前に設置されたもので水道管のつなぎ目のボトルが腐食し外れたのが原因という。西日本は異例の早さで梅雨明け。京都市の最高気温は34.0℃と真夏日となった。観光名所の嵐山では日陰でたくさんの人が休憩している。ジェラート店には長蛇の列。全国914地点のうち473地点で真夏日となった。大分県日田市では最高気温35.0℃の猛暑日。猛暑日は全国19の地点で八王子市(東京)は35.1℃、府中(東京)は35.0℃。東京消防庁によると熱中症とみられる症状で15人が搬送された。西武対日本ハム戦で西武・今井達也投手が緊急降板、その後熱中症と診断された。神奈川県厚木市の長谷スポーツ少年団のユニフォームは去年から夏の練習着をハーフパンツ、白帽子、サングラスを使用可能にした。全日本軟式野球連盟は暑さ指数(WBGT)が31を超えれば原則試合中止としている。ウェザーニューズは今年の夏は気温が40℃前後に達すると酷暑を予報している。よみうりランドプールWAIもきのうプール開き。従業員の熱中症対策が義務化された。山田俊彦支配人は「ひとりも熱中症にならないよう対策を取っていきたい」と話した。
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