グラミー賞を3度受賞し、2021年から八戸に移住している音楽家・デビッドマシューズさんを取材。マシューズさんはジェームスブラウン、ビリージョエル、ポールマッカートニーのアレンジャーを務め、日本でも1984年のアルバム「MANHATTAN JAZZ QUINTET」が累計20万枚の大ヒットを記録した。マシューズさんは妻・径子さんと2013年に結婚。マシューズさんは40年間ニューヨークに住み、東京でも暮らしていた。都会では気軽に演奏できる機会が少なかったが、八戸では仲間と好きな時にジャズを演奏できる環境があったという。八戸市では30年ほど前からまちおこしのためにジャズフェスティバルを開催していて、ことしもステージでは類家心平、松永誠剛、福盛進也といったプロのミュージシャンに混じって地元の市民が参加するビッグバンド「Swing Berry Jazz Orchestra」や、八戸市立中沢中学校ジャズバンド部も登場。マシューズさんは地元の子どもたちに音楽の楽しさを伝えることに力を入れていて、八戸ジャズ楽団の総合指導者を務めている。