栃木・足利市にこの地が発祥とされる「八木節」と呼ばれる郷土芸能がある。足利八木節 女前Japanの小田えつこさんらは、八木節をより地元に愛される存在にし次の世代につなげようと奮闘している。小田さんは母の影響で幼い頃から八木節に親しんできたが、地元にあまり浸透していないと感じて、八木節人口を増やすために固定概念を取り払って裾野を広げようと、5年前にチームを作った。八木節は明治時代、栃木と群馬を結ぶ街道沿いにあった足利の宿場町八木宿で誕生した。小田さんが大事にしているのは、八木節の新しい切り口のサンバステップ。パフォーマンス構成にもお囃子が前に出るパートを作り和楽器の見せ場を作る。先月7日には足利市で開かれた祭りでパフォーマンスを披露した。