公明党が新たな広報戦略として8月にTikTokアカウントを開設。そこには若者の間で話題となっているダンスを披露する公明党の山口那津男代表姿などコミカルな映像となっている。落選時代の苦労を語る動画は38万回再生、東大の入試問題に挑戦する動画などこれまで20本以上が配信されている。この公明党の戦略について、テレビ朝日・政治部の平井記者は、堅苦しいものではなく政治を身近に感じてもらう動画を配信し若い世代の票を取り込みたい考えがあるとし、支持組織の高齢化が懸念される中、SNSを活用し支援者たちの活動量の低下を補填したいという考えもあるという。動画をみた街の若者は、“興味を持てる”などの意見や、“この感じで政治を交えてくれたら興味をもつ”などの声もあった。SNSを利用した戦略は他の党も行っており、各党がSNSでアピール合戦を繰り広げている。