京都の華道の家元「池坊」で新春恒例「初生け式」が開かれた。いけばな発祥の地とされる六角堂（京都市中京区）に全国から集まった34人の門弟が参拝、道場で初生け式に臨んだ。室町時代から続く初生け式は年の初めに花を生けて新年を祝う伝統行事。次期家元・池坊専好は「万」と題した初生けを披露した、「すべてのいのちが輝く未来に向かって日々心新たに進むことができるようにとの願いを込めた。