アメリカ議会下院では、多数派を占める共和党の内部対立で今月3日に前議長のマッカーシー氏が史上初めて解任され、3週間以上にわたり法案の採決などが出来ない状況が続いていた。共和党は24日、4人目の議長候補として下院共和党会議の副議長のマイク・ジョンソン議員を決め、25日に下院で本会議を開き、投票の結果、ジョンソン氏が投票した共和党議員禪院の全員の支持を固め、下院の過半数の220票を獲得し、正式に下院議長に選出された。下院議長の不在という異例の事態は22日ぶりに解消され、ジョンソン氏が今後、党内をまとめていけるかが焦点だ。