共栄学園高校2年秋本美空は、15歳から世代別の日本代表に選出され、去年は16歳で高校生で唯一バレーボール日本代表に選出された。魅力のひとつは184センチの身長で、長い手足を生かし3メートルを超える高さからスパイクを打つ。元女子日本代表の母・大友愛は10代で日の丸を背負うと、10年間日本代表として活躍しロンドン五輪では銅メダル獲得に貢献した。去年秋元が初めて参加した日本代表合宿で学んだことは、長身を活かしブロックの上から打つこと。ブロックの上から打ち分けることで相手の守備に的を絞らせない効果がある。ボールを使った練習以外も力を入れていて、より高い打点からスパイクを打てるよう筋力トレーニングに励んだ。春の高校バレーの初戦の相手は、熊本信愛女学院。序盤からブロックの上からのスパイクが炸裂するが、試合が進につれてなかなか決まらない。共栄学園は1セットも奪えず初戦敗退となった。秋元は主にレフト側でプレーするアウトサイドヒッターだが、そのポジションからのスパイクにこだわったことで単調な攻撃となり相手に読まれてしまった。敗戦後、意識したのはポジションを移動してからのスパイク。さらにブロックの上からのスパイクにも磨きをかけた。
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URL: http://www.kyoei-g.ed.jp/
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