自民党はあす、参議院選挙の総括をとりまとめたうえで臨時総裁選の有無を決める手続きに入る方針。国会議員と都道府県連代表の過半数172人以上の賛成で決まる。これまでに小林史明環境副大臣や斎藤洋明財務副大臣など十数人の政務三役が賛成する意向を示し、必要であれば辞任する考えを示している人もいる。中堅・若手で連携する動きもあり、広がりを見せる可能性がある。また、旧茂木派など非主流派だけでなく石破総理に近い閣僚経験者からも「信頼されていない以上辞めるべきだ」と、前倒しを求める声が出ている。ANNの調べによると、新潟や兵庫など10県連が前倒しに賛成する方針を固めている。
