ホンダと日産自動車(内田誠社長)が来週23日にも経営統合に向けた協議に入る。統合すれば世界販売台数700万台を超え世界第3位に躍り出る。日産をめぐっては業績が悪化する中、経営改革が必須となっている。ホンダ・三部敏宏社長はけさ「日産だけじゃなくて三菱とも協業を含めて話をしていて、あらゆる可能性を話ししている」と話した。ホンダと日産は今年3月からEVなどでも協業を検討。8月には三菱自動車も加わることを発表していた。経営統合に向けた協議の背景には世界市場で淘汰されないよう競争力を高めたいという決断があるものとみられる。