日産自動車・内田誠社長の会見映像。日産はきのう取締役会を開き、今月末で内田誠社長が退任する人事を決定した。内田氏は2019年に就任したが、販売台数は5年間で約4割減少。今年度の決算が800億円の最終赤字となるなど業績不振の責任をとった形。後任には商品企画の責任者・イヴァンエスピノーサ氏が起用される。一方、日産の取締役会は現在、独立社外取締役8人を含む12人で構成されていますが、過半数を占める社外取締役の全員が留任する見通し。このことについて日産の幹部の中からは「これまで経営の意思決定に大きく関与してきた社外取締役が責任を取らないのはおかしい」などと、社外取締役を含めて抜本的に経営陣を刷新するべきとの声も上がっている。