日経スタジオから中継。アメリカの雇用統計が市場予想を大きく上回って景気は堅調という見方からニューヨーク最高値を更新。今朝の日経平均600円高でスタート。アメリカの大幅な利下げ観測が後退し原油高など背景にアメリカの長期金利は2カ月ぶりの高水準をつけ、為替が1ヶ月半ぶりのドル高円安水準になったことを追い風に金融関連、輸出関連など幅広く買われ一時3万9500円台に乗せた。その他の指数は日経平均先物3万9390円、TOPIXも3日続落。午前のマーケットについて鈴木亮氏は「ポジティブ・サプライズ的なことがあってこれはどう考えても景気減速の心配はないねということでFRBも慌てて利下げをすることはないだろうということでアメリカの株式マーケットにも反応があった。特筆すべきはアメリカの10年債利回り。これを受けてドル円相場が一時149円台ということになった。こうなってくれば当然週明けの日本株市場に追い風が吹くということに。日経平均先物は一時4万円寸前まで行った。ドル円相場が円高に振れたということになり伸び悩んでいるが、堅調な週明けとなった。ファーストリテイリングは初の5万円に乗った。基本的には中国での売上もかなり伸びてきているということ、アメリカが好調であるということ。そして国内はインバウンドと内需もそこそこ。トヨタは円高に押されていたが円安になってもそれほど大きく反発はしていない。これから業績発表があるため、そこで自動車関連に見直し買いが入るのではないかと見ている。アメリカの長期金利高につられた形になって、三菱UFJの場合アメリカでの銀行業務もある、アメリカの金利上昇の恩恵を受けることがある。三菱UFJ他のメガバンクは揃って堅調となった。ハイテク関連などもきょうはしっかりしている。これから始まる決算発表。今週は中間決算がファーストリテイリングも含めてあるので先週末の安川電機もまあまあ悪くない」などコメント。