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「切り絵」 のテレビ露出情報

稲葉イトエさんは都電荒川線に乗って営業所を訪れて、亡夫が生前に作った切り絵を眺めていた。亡夫は荒川線沿線の風景が大好きで、亡くなる6年前から小学校で技術を指導していた。共働きだったため一緒にいる時間は少なく、小学校で指導する時にイトエさんも同行し、夫婦という感覚を実感できたという。夫が脳腫瘍で倒れると、イトエさんが臨時で指導を担当したことがある。半年後、夫は死去。四十九日のとき、僧侶から「亡くなられた方が喜ぶことをしてあげてください」と言われ、イトエさんに去来したのは学生たちに切り絵を教えていたことだった。それから14年の月日が経過。イトエさんは子どもたちから若い力とエネルギーを貰い、生活に張りがでてきたという。コロナ禍で切り絵指導はお休みとなっているが、子どもたちは作品をつくり続けてくれている。

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