去年1年間に生まれた子どもの数は約72万人で、9年連続で過去最少を更新した。東京・大田区では前村医院では7〜8割の妊婦が無痛分べんを選択しているという。出産時の痛みを和らげ産後の回復も早める。東京都は無痛分べんへの支援を打ち出した。今年10月〜都内に住む妊婦が都内の医療機関で無痛分べんをする場合、最大10万円を補助する方針だ。東京都のアンケート調査では、直近1年以内に出産した女性のうち6割以上が無痛分べんを希望していたという。前村医院の前村由美院長は「麻酔管理のできる産科医の育成が必要だと思う。」等とコメントした。東京都の助成条件は、麻酔科医や麻酔を学んだ産科医がいる等、国作成の自主点検項目を全て満たした施設とする事とする方針だ。都内で無痛分べんを行う85施設のうち、全ての条件を満たした施設は39施設に過ぎない。
住所: 東京都大田区大森中2-19−17