元レスリングの日本チャンピオン・多胡島伸圭さんはサプリで死にかけた。最初に飲んでいたのはクレアチン。筋肉の維持に効果があるといわれている。その後も、プラスになりそうなサプリをドンドン増やしていった。毎日20種類、80錠ほどを飲むようになっていた。3年前、胃の不調が現れ、1ヶ月ほどすると発熱。尿も烏龍茶のような色になった。大学病院で検査すると、肝機能が異常な数値を示した。劇症肝炎と診断され入院。サプリメントの成分などが体の中で代謝され、その成分が体に合わずにアレルギー反応を起こしたという。10日ほどで肝機能を表す数値が下がり無事退院できた。サプリメントで薬物性肝障害を起こす患者の数は10年ほど前から急激に増えているという。サプリが原因で肝移植担った人もいる。