この週末、東京日本橋で全国の老舗が集まる「老舗フェスティバル2023」が行われた。創業218年の「船橋屋」の「くず餅」や創業778年の「池商店」の「加美代飴」などが頂ける。岡山県の創業167年の「廣榮堂」はきび団子の製法を確立させた店である。「きび団子」をスタジオで試食。東京・浅草の創業169年の「梅園」の「あわぜんざい」は、芥川龍之介さんや永井荷風さんが頂いたという。東京・三田の創業300年以上の「秋色最中」を販売している「秋色庵大坂家」ではこれまで店が4回全焼しており、1923年の関東大震災で全焼した時は火事で煮えたあずきをお汁粉にして道行く人にあげていたという。2011年の東日本大震災で東京の交通機関がまひした際も、帰宅困難者に和菓子をあげていたという。