今年6月、喘息のため76歳で亡くなった落語家・桂ざこばさん。きのう午後1時から大阪市内で行われた「お別れ会」にはファンなど約400人が参列。ざこばさんの落語が流れる中、花を手向けていた。桂ざこばさんは本名・関口弘さん。1974年に大阪市に生まれ、1963年に桂米朝さんに入門。二代目・桂ざこばを襲名し上方落語を代表する噺家として活躍しながら、ユーモアのある明るい人柄から多くのテレビ番組にも出演。2008年には大阪・西成区に寄席「動楽亭」を設立し後進の育成にも力を注ぐなど幅広い分野で親しまれてきた。献花に訪れた落語ファンなどを前に、ざこばさんの次女・関口まいさんがざこばさんとの思い出を語った。ざこばさんと親交のあった桂文枝さんや池乃めだかさんらも訪れ会場で最後の別れを告げた。
住所: 大阪府大阪市西成区山王1-17-6